4日目
朝8時過ぎの列車でアッシジへ向かう。
オンラインで予約をする時、ローカルと書いてあったのだが事情が飲み込めず
1等の指定席を取ったものと思っていた。
案内の人に聞くと、ローカルだからそんなものないよって。(予約不要)

何と暖房が入っていない単線のチンタラ列車だったのだ。
電車で息が白いなんてはじめての経験。2時間半の乗車で凍死しそうだった。

イタリアの電車では車内放送がない。レールスターのサイレンとカーに乗ったみたいだ。
ペルージャの隣がアッシジだと思い電車を降りたら早すぎた。おっと危ない、再び飛び乗る。
イタリアの電車のステップは高い。乗り降りが大変。大きな荷物はやめた方がいい。
フィレンツェ―アッシジ 14.10ユーロ。

アッシジの町は天空のラピュタみたいなところ。小高い丘の上にある。
アッシジの駅からホテルまではタクシー。10ユーロ。
セイ・サンフランチェスコ聖堂 サン・フランチェスコ聖堂
放蕩生活をしていたフランチェスコが信仰に目覚め、清貧の生活を送ったとの事。

この町では修道士や修道女の姿があちこちで見られる。

聖堂の中では涙を流す年配女性も。

下部聖堂。

アッシジは坂の街 アッシジの街は坂の町。細い路地が入り組んでいる。
ここでも道に迷ってしまった。


観光客も少なく、静かな時間が持てる。

小さなバールでサンドイッチをつまみにビールを飲んでいると、常連らしきおじいちゃんが我々を見てうれしそうな顔をしている。仲間がいると思ったのだろう。イタリア語ができたら話せたのにね。

ロッカ・マッジョーレ
ローマ軍が街を見張った所。
城壁の下を通って塔の上り口へ。

TVゲームの「ゼルダの伝説」のように、長くて細い、真っ暗な通路の両側にはろうそくの炎が揺れる。閉所恐怖症の人は入れない。

ロッカ・マッジョーレからの眺め

ここに到達するのに長い階段を上ると書いてあったが、標識が植木に隠れていたため分からず、車道を通って上まで登る。
帰りは階段で降りた。体力が必要。

アッシジの街 風情のある街並み。

サンタ・キアーラ教会 サンタ・キアーラ教会。
キアーラという女性が女子修道会を創立した。
女性らしい色彩の教会だ。
夕食はホテルの隣にあるレストランで。
typical Umbria pasta というトリュフソースのスパゲティをいただく。
子牛のステーキもあっさり塩味。ここは何を食べても美味しかった。
お店の人に勧められたアッシジワインで乾杯!

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