訪れた先のレストランの常連になるわけではないので気にしなくてもいいのだけど、小心者は海外でどう思われるかが気にかかる。15%は計算がしづらい。チップをケチると店を出る時に罵声を浴びせられたという話も聞く。面倒な制度である。 しかし、いただくとなると話は別だ。 豪華客船のツアーを担当すると間違いなくチップをいただける。初めてのツアーでは、いただけること自体が驚きで、金額など問題ではなかった。 3回目ぐらいに思いのほか盛り上がり、バスの中が笑いの渦だった時、最高額を記録した。それで「ひょっとしてワタシってスゴクない?」などと思い上がり、次のツアーの準備を怠った結果、何と金額が3分の1にまで落ち込んだのだ。今はいただく額がが安定しているが、チップというのはその日の出来不出来を明確に現してくれる。自分を評価する客観材料である。 先日ツアー中に、来日したばかりのお客さんから「日本では本当にチップはいらないの?」という質問があった。タクシーに乗ってもレストランで食事をしてもチップを上乗せして支払う必要はないし、ベルボーイにも不要。このように説明しても、チップを払わないという事自体、なにやら居心地が悪いらしい。 ツアー終了後、バスを降りる時、このお客さんがおっしゃる。「チップを差し上げたいのはやまやまなのだけど、渡してはいけないのよね。残念だわ。」(いえ…禁止ではないのですよと言えないガイド) 以前にもチップを渡してもいいかどうか尋ねられた事がある。チップというのは上から下に与えるものだから、気を悪くさせてはいけないという配慮だったのだろうか。 "Do you mind…?"と聞かれたので"No."と答えたら120円が手のひらに。。。気持ちですよ、気持ち。 私の場合、チップはWELCOMEなんだけどなあ。「日本では不要です。」という断言はやめて、「一般的には」とか何とか曖昧な表現にしよう。何かユーモラスな言葉はないものだろうか。 家のタンス預金には1ドル札の束がある。100枚まとめるとかなり嵩高い。100ドル札の束ならうれしさも100倍なのだけどね。 銀行で1ドル10枚を10ドル札に交換してくれないかと尋ねたら、一度日本円に換えてからドルに換えないと出来ないとの事。だれがそんなアホなことしますかいな。銀行さんに手数料取られるだけですが。 今度海外で両替します。札束を持ち歩く事になるので、襲われないように気をつけなければ。でも、1ドル札なんですよー!シワシワのね。 |