スペイン事情
ユーロが強いためか、定期観光には必ずと言っていいほどラテン系のお客さんがいる。スペインかイタリアだけど。中年以上の人はあまり英語を話さないが、家族で来ると大学生の子供が親の通訳をしている。

この前F1で優勝したフェルナンド・アロンソの出身地、アストゥリアス州(北スペインらしい)からの家族。メッチャしゃべりーの医大生の男の子。何をやってもノリノリで盛り上げてくれる。彼にスペインの日常を聞いてみた。

「ホンマにシエスタってあるの?」
会社や学校は原則として8時から3時。4時頃から昼食が始まる。一日の食事で昼食が最も重要なので、ゆっくり時間をかけて食べる。それからちょっとお昼寝。

「晩ご飯が10時ごろって本当?」
10時とか10時半から夕食。それが終わって1時ごろから飲みに出かける。だからシエスタが必要なんだよ。

今度は彼からの質問。
「日本って少子高齢社会って聞いてたけど、子供いっぱいいるじゃん」
連休だからね。お出かけするのよ。子供の数はひと家族あたり1.29だから多くはないでしょ。田舎町で平日バスに乗ると老人しかいない。

スペインも少子化が進み子供の数は1.4なんぼらしい。カソリックの子沢山を想像していたが、昔の話だそうな。今は正式に結婚しててのが少なくなってきているらしい。でも、結婚するまでは親と一緒に暮らす。これは日本に近い?男の子もね。

イタリア、スペインと言えば世界一マザコン男が多い国だ。彼も22歳ぐらいだったけど、「マミー、マーミー!」ってお母さんに甘えまくりだった。日本だったらキモッ!なんだけど、「mama's boyだね」って言ったら「そうだよ、男の子はみんなだよ」って自信を持って答えていた。ここまでいくと立派なもんだ。

今回もスペイン語をたくさん聞いた。「聞く」と「理解する」とには大きな隔たりがある。普通の会話がえらく早いのに驚いた。スペイン語習得の道のりは、なが〜いのだ。