| アメリカでは離婚率が50%を超え、日本でも3組に1組は別れるという話である。今のところ専業主婦が離婚した場合、年金がもらえないので(専業主婦は月4万程度らしい)我慢している人もあるのでは?もうすぐ妻も半分いただけるようになる。しかし、65を過ぎてから離婚するのも面倒な気がするなあ。 ツアーの中には事前にお客さんの名前が分かる事がある。先日も2組のカップルを担当したが、4人とも苗字が違っていた。これもいつものことなので驚きもない。当日、お会いすると70歳前後の客人4人。女性同士が幼なじみとかで、とても仲良し。 宮島で縁起物のしゃもじの説明をしていると、片方の女性が「夫婦円満」のしゃもじを買い求めた。ラブラブでいいじゃないの。私なら「商売繁盛」を買うな。 ホテルに戻ると、ブライダルのブーケを持っている人がいる。それを見た彼女、「あれは花嫁のブーケね。私たち11月に結婚式を挙げるの。どんなブーケにしようか迷ってるのよ。」「お、おめでとうございます。」きっとこの言葉がでるまでに一瞬の間があったに違いない。花婿は75歳。 「ウェディングドレス着るんですか?」「日本の花嫁衣裳もいいけど、やっぱりドレスにするわ。」「きっとおきれいでしょうね」なぜか英語だとベンチャラもスラスラ出る。 人生いろいろ。70を過ぎて花嫁衣裳を着るのもステキかも。 外国からの客人は、はっきり「私たちは二度目の結婚だから」とおっしゃる。日本だと再婚だと公表するのに躊躇があるかもしれないし、離婚経験者は「バツイチ」と言われている。しかし、離婚するカップルが増えると、このようなネガティブな表現もなくなるだろう。 英語は冠詞や所有格を大切にする言葉だ。例えば、"He's calling his son." と奥さんが言うと、息子は義理の関係になり、his son が our son になれば実子になる。日本語だと曖昧に「息子に電話してるのよ」になるので関係がハッキリわからない。英語とは実に明快な言葉である。ツアー中はあまりプライベートな事は尋ねないが、雑談の中の細かい所で人間関係が見えてくる。それを察して話題を選ぶのもガイドの務めだ。 先日、昼食中に中座して母親に電話し、帰国したらすぐに訪問するからと約束した若いダンナがいた。その話を聞いたとたんヨメはムスーとなり、ダンナが一生懸命ヨメの機嫌をとっていた。どこの国でも事情は同じ。これまた便利な表現 'mother- in- law' 。日本語の漢字は女偏に古いと書くのかと思っていたら、女偏に口が十個なのだそうな。な〜るほど! |