hug のはなし L..Aからの大学生男子3人をガイドしホテルに到着。さあお別れのご挨拶、という時、一番調子のいい彼からのhug(抱きしめる)。あらあらあらら、こんな時どうすればいいの?思い切りこちらも抱きしめるものなの?などと考えながら身体硬直、お顔ニンマリ。彼にとって私はただのガイドのおばさん、でも私はビバリーヒルズ高校の彼らのクラスメートのつもり。
ある日、こんな話をツアーバスでしながら、日本人の挨拶の仕方を説明していた。お辞儀が一般的、最近日本人同士でも握手はするようになったが、ビジネス以外ではあまり見たことないし、hugなんて論外だー。でもうれしかったよ、と。
すると、オジサマたちが「今日はオレがするからな」なんて言ってくださる。ありがとう。でもやっぱり若い人方がいいんだけど…
ツアー終了。お客様を笑顔でお見送りし、気がつくとバスの中で一番お年を召した男性がこちらへ引き返して来られている。少し足がお悪いのに。
「何かお忘れ物ですか?」
「うん、hugを忘れておったよ。」
なんとも温かいhug。一日の緊張がスーと解けていった。
