2004年を振り返ったとりとめもないはなし
シーズン終了。師走に入ったことでもあるし、今年を振り返ってみよう。

国土交通省のVISIT JAPAN キャンペーンが実を結んだのか、同時多発テロ以来あまり動かなかったアメリカ人が活動を開始したためか、今年の来日外国人に数は確実に前年を上回っていると思う。
間違いない。広島の英語の定期観光で、バス2台を連ねるなんて考えも及ばない事だったし、1回あたりのお客さんの数も多かった。

これまであまりお目にかかったことのない国からの客人もあった。例えば、スペインやイタリア、ポルトガル、アルゼンチンといったラテン系の人たち。押しの強いスペインのオバチャンのグループには参ってしまった。全く英語が話せない。でも喋りまくる。何を言っているのか分からなかったが、返事は「シ、シ」。なぜか最後になると意思の疎通が多少なりとも図れるようになり、ハグでお別れ。「グラシアス」。

アルジェリアの人たちはフランス語を話す。もちろん返事は「ウィ」。
スイスからの客人も結構多かった。ドイツ語で数を数えると「数だけ言えるんか?」「うんにゃ、もうチョットは喋れる。若い時に覚えた言葉は忘れん」

そういえばスリランカ出身でクウェートで働いているという男性もいたな。インドの人はパスタにタバスコをかけまくっていた。日本の料理はスパイスが効いていないと。確かに。

ニューカレドニアから来たという夫妻と気候の話をしていて、何か話がかみ合わない。帰って地図を見てみると、私が思っていたのはニューギニア。ニューカレドニアはブリスベンの近く。温暖な気候のはずだ。

今年の夏は暑かった。最高気温を記録した38.6度の日も宮島を歩いていた。みんな修行僧のような顔で"record high? record high?"を繰り返していたっけ。

ジャカルタからの人たちは、広島はジャカルタより暑いと断言していた。

NY出身の男性が汗タラタラで岡山後楽園を歩きながら、自分は暑さに弱いので前世はイヌイットだったに違いないと言う。ひょっとしてpolar bearとちゃう?とからかったら、そうかもしれないと真面目な顔で頷いていた。モシモシー、ここ笑って流すところよ。

いろんな国からの客人を乗せてのツアー。みんなを満足させるのは難しい。出来るだけ笑顔でお別れしたいから余興にも熱が入る。見送りで新幹線に早く乗せないといけないのに、お客さんみんなと握手。この時が一番うれしいかも。

今年いちばんスベッタのは、2台口で宮島に行った時。もうひとりのガイドが友達で同い年、違いは身長の差ぐらいだったので、「今日のガイドは大きいガイドと小さいガイド。身長は違うが年はおなじ、つまりハタチで〜す!」
早朝寝起きだったためか反応は思いっきり「シーーン」。赤面冷や汗、朝のジョークはあれ以来やめた。
残念!

コケたりスベッたりしても、来年もまためげずに頑張っていこう。様々な人たちに会えるのを楽しみにして。一期一会の世界もまた楽し。